リビングに収納が欲しいけどどんな材料が必要なんだろう?
子ども部屋の本棚に必要な木材はどれを選べばいいかな?
そんな風に悩むことはありませんか?
DIYを始めてみたいけれど、最初は材料選びに戸惑いますよね。
私も木工のDIYを始めたころは自分の作りたいものに合う木材がわからずに困りました。
ひとりでホームセンターに行っては売場の方やカットコーナーのおじさんに聞いて回った時もありました。
今は使う木材は作りたいものに合わせて変えるようにしていますが、結局は同じ材料ばかり選ぶことが多くなりました。
そこで今までに作った実例を交えて、自宅で使いやすい木材をご紹介したいと思います。
木工初心者、小物に便利な桐集成材
小物というのは引き出しなどがついた小さな棚をイメージしてもらうといいかと思います。
それほど重たいものを入れない、こまごましたものの整理に使いたい、キッチンにスパイス棚が欲しい、そんな時に便利なのが桐集成材です。
我が家の場合は文房具をまとめていれる小さな棚を作ったり、テーブルの近くにハンドクリームなどをまとめておくための棚を作っています。
上の写真の内側、白い板が桐集成材の部分です。
幅180×高さ380×奥行き260です。
中には100均のトレーを入れて文房具入れにしています。
このページの一番上の写真はテーブル近くにある棚ですが、100均の板を使用しています。
幅170×高さ380×奥行き210です。
この大きさでセリアの幅90の板を4枚と幅150の板を2枚使いました。
つまり合計600円です。
桐集成材は加工がしやすく工作感覚で作成できるのでおすすめです。
桐集成材のメリット
①加工がしやすい…軽くて扱いやすい木材なのでジグソーや電動ののこぎりがなくても女性にもカットできます。同じようにネジうちも簡単です。
②値段が安い…100円ショップの木材コーナーにもある桐の集成材は値段が安いです。小さな材料なら100円ですし、1820mmでも1000円~2000円でサイズを選ぶことができます。
ちなみに最近購入した1820×350×9のサイズで1300円位でした。
③通気性がよい…昔から桐は日本伝統の和箪笥の材料として選ばれるほど通気性があります。押し入れの中の整理ダンスや衣類を片付けるボックスなどには最適です。
桐集成材のデメリット
①強度がない…木材の内部に隙間がたくさんあるため軽い反面強度はありません。横幅のある本棚の棚板などに使うとたわむ可能性があります。また屋外では使えません。
②傷がつきやすい…固いものを落とすとへこみやすいです。以前完成した棚に工具を乱暴においたらへこんでしまいました。もちろん丁寧に扱えば大丈夫です!
でも初心者のころはあちこち気が回らないことも多いですよね。反省…
強度がないといっても桐箪笥は代々受け継がれるほど傷みにくいものですし、長い棚板にしたい場合には下の支えを多くするなどの工夫で使えないことはありません。
こちらは子どもの勉強机の前に設置した棚板に使った例です。
1820mmを1200mmにカットして使っています。
今のところは上に軽いものしか置いていないのでこの長さでも問題ありません。
ですが参考書や教科書などを収納したくなったら、下の書類入れを中央に寄せるなど工夫が必要だなと感じています。
木材選びのポイントまとめ
桐集成材は ・小さくカットして使う ・中には軽いものだけ入れる ・屋内で使う ということがわかっている場合には最適です。
ホームセンターに行って何を選んだらいいのか途方に暮れてしまわないためには何に使うか、何を置くかというイメージをしっかりつけてから木材を選ぶといいですね。
次回は大物家具に使っている木材をご紹介します。
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