今年は猛烈な暑さに加え、ようやく涼しくなったと思ったら今度は台風と地震が各地で続き落ち着かない夏でした。
そんな中、夏バテや湿気と戦いながらもなんとかクローゼットの骨組みができました(^ー^)
予定ではお盆前に骨組みを終わらせることになっていましたが、体力のなさと暑さのために作業が進まず、塗装をしたと思ったら好みの色にならなくてかなり時間がかかりました。
ご紹介する工程は「その1」の続きで、塗装と組み立て編になります。
【DIY】和室にクローゼットを作りたい!その1
和室にクローゼットを作る
前回は材料のカット(ホームセンターにお願いしました)と下準備までをご紹介しています。
材料は2×4を使っていますが、乾燥してささくれができると衣類に引っかかる可能性があるのでニスを塗って予防したいと思います。
塗装、ニス塗り
我が家はあまり十分なスペースがないもので、いつも塗装には気を遣います。
オイルステインや水性ペイントやニスはどうしても下に垂れてしまうし、準備にも乾かすにも時間がかかります。
もちろんブルーシートで養生しますが、後片付けも含めてできるだけ簡単に済ませたい。という時に便利なのが「アンティークワックス」です。
ワックスは木材に直接塗りこんで表面を油でコーティングするもので、木目がきれいに出ることと乾燥や反りから守ってくれることが特徴です。
ワックスはぼろ布(ウェス)に少量取って木材に直接塗りこんでいくことができ、硬さがあるので全く下に垂れません。
塗りこむ時に腕が疲れることを除けば、特別な道具も必要なく周りが汚れないので私はとても好きです。
ということで愛用のアンティークワックスがこちらです。今回はニスを上から重ねてコーティングします。
ターナー アンティークワックス チューダーオーク 120g
ワックス→やすりかけ→ニス
ワックスは木材の表面に油をつけることになるので、上に重ねる塗料がはじかれることもありますが、やすりをかけて軽く傷をつけておくと塗料のノリがよくなるので、必ず一度やすりをかけます。
- ワックスを塗る
- よく乾かす
- #400の紙やすりを木目に沿ってかける
- 表面の細かいほこりを雑巾で拭き取る
- ニスを塗る
- よく乾かす
- やすりをかける
- 雑巾で拭き取る
- ニスを塗る
- よく乾かす
ニスを2度塗りしようと思うと10個も工程があるんですね~
と言っても繰り返すだけなのですが。
今回はニスの色に迷って、一度チークを塗ったものの好みの色にならなくて、結局オールナットを買い直して重ね塗りしました。
【今回使った塗料】
ターナー アンティークワックス チューダーオーク
ワシン 水性ウレタンニス つや消しオールナット
和信ペイント 水性ウレタンニス 屋内木部用 水性 300ml つや消しオールナット
組み立て
塗装が乾いたら、いよいよ組み立てです。狭い場所にサイズピッタリに作っているのでパーツを配置しながら組み立てます。
1、まずは背面を支える横木をベビーダンスの上に配置します。
2、次に支柱を2本左右に配置します。左側の支柱は反りがきついので心配でしたが、きちんとたんすの間に入ってくれました。鴨井との段差もぴったりです。
3、支柱にくの字型のプレートで横木を止めます。地震に備えて鴨井にも同じように固定しました。
4、壁に天板の受けになる木材を壁にネジ止めします。位置を決めたらマスキングテープで仮止めすると一人でも作業できます。
5、天板を4枚並べて、奥の3枚は木工用ボンドで固定し、手前の1枚はネジ止めします。
6、支柱にパイプ受けをネジ止めします。
7、ステンレスパイプにもう一つのパイプ受けを通して、水平を測ってからパイプ受けをネジ止めします。この時もマスキングテープで仮止めするとスムーズです。
ちなみにパイプの長さが10mmほど短いのでパイプ受けの内側にフェルトを小さく切っていれました。これでパイプが左右に動く心配がなくなります。
完成~♪
暑い季節は大変、でも楽しい
やっと念願の「和室にクローゼット」の骨組みが完成しました。
この和室は寝室でもあるので、地震で倒れないように支柱を壁に直接固定しておきました。これで安心して眠れます。
この後天井まで収納できるようにするのと、隣のタンスの上も収納にできればと考えています。ホコリ除けにカーテンか扉をつけると本格的にクローゼットになりますよね。
ここまで完成すれば長男と次男の部屋の荷物を移動できるので、今度はそちらも改造したいと考えています。
木組みの下準備に関しては↓をご覧ください。
【DIY】和室にクローゼットを作りたい!その1
DIYはまだまだ続く(^-^)
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