ズボンのすり切れどうしよう!?自宅で簡単・節約お直し術

手芸・クラフト

梅雨入りするとじめじめした日が続きますね。
学校の制服も衣替えをしてすっかり夏の装いになりました。

さて、夏服というと、ズボンのお尻がすり切れませんか?

いつも財布を入れる後ろポケットや肩掛けカバンが当たる部分など、常に摩擦があると生地を傷めてしまいます。

我が家の息子たちの中学校の指定カバンはリュックなので、歩いたときにこすれる腰のあたりが特にすり切れやすくなります。

久しぶりに夏服を出してみると、なんと見事にすり切れていました。

夏は生地が薄いので切れやすいですよね。
それに上着がないので切れたところが丸見えです。

このすり切れをお直しに出そうとすると、意外に高くつきます。

今はお直しのお店も増えたというものの、できれば節約を兼ねて自分で直したい!

ということで今回ズボンのお尻のすり切れを、ご一緒に直していきましょう。

簡単お直しアイテム

自宅でズボンを直すときにはできるだけ手間と費用を省きたい節約派。
他の家事もあるし、時間をかけてはいられません。

簡単に直すときに便利なアイテムがこちら。
ズボンのすそ上げテープです。

こちらは水をつけて、アイロンで貼り付けるタイプ。
種類は色々あり、水は不要のタイプもあるので選ぶことができます。

色は生地に合わせて、黒、紺、グレーと選びましょう。
今回は制服は黒なのですが、テープは裁縫箱にあった紺色を使うことにします。

アイロンを用意して準備を整える

使うもの;アイロン  裾上げテープ    待ち針    ハサミ
(霧吹き、水→こちらで使っているのは水をつけるタイプなのですが、水はいらないタイプもあります。)

裾上げテープの使い方は裏面に詳しく書いてあるので、必ずきちんと読んでください


まずは下準備をします。
ズボンを裏返し、すり切れた部分を確認します。

この場合はちょうど後ろポケットの脇なので、けっこう面倒です。
ポケットに裾上げテープがつかないように、待ち針を使って余分な生地をよけます。

次にテープを試しに置いてみて、長さを調整してハサミで切ります。


長さと位置が確定したら、テープを水で濡らします。

説明書ではコップなどに水を入れてテープを浸すようになっていますが、私は霧吹きでテープを濡らしました。

水はテープから滴るくらい十分に濡らします。
ズボンにかからないように気をつけてくださいね。

水で濡らしたテープをズボンに貼り付けますが、この時気をつけたいのがテープの裏表です。

霧吹きをしている写真でわかるように、テープの両側に白い糸があります。

この白い部分が粘着糸です。

ズボンに置くときに白い糸が見えていると、テープがアイロンに張り付いてしまって大変なことになるので、絶対によく見てから置きましょう。

お使いの裾上げテープによっては粘着部分の色が違うこともあります。

裏面の説明書は何度もよく読んで確認してくださいね。

いよいよアイロンでテープを接着します。

温度は中温に設定して、テープがずれないように静かにアイロンをおろします。

何回か向きを変えてテープの端から端まで付くようにアイロンを当てましょう。

両側とも同じようにつけたらお直し完了です。

隙間部分なのでアイロンが当たりにくい場所もあるのですが、テープの幅が細いのでそれほど大変な作業ではありませんでした。


表に返すとこんな感じです。

最初の写真と同じように、内側に白い布を入れてありますが、何も透けて見えないですよね?
このくらいなら十分学校に履いていくことができそうです。

作業時間としてはアイロンを温めたり、待ち針を止める下準備の時間も含めて20~30分でした。
腰の部分はポケットに近くてやりにくい場所でもあるので、時間がかかったほうかと思います。

同じ方法で、膝やポケットの下などのお直しもできます。
一度覚えると応用ができるので便利な方法ですよ。

今回の失敗

失敗その① 待ち針を溶かしてしまった!


少しわかりにくいのですが、待ち針の頭がデコボコになっているのがおわかりでしょうか?

待ち針の頭にアイロンが当たってしまったために、プラスチック部分の頭が溶けてしまい、さらに全体の大きさも多少縮んでいました。

ひどくなると、アイロンにくっついて取れなくなるので危ないですよね。

アイロンを当てる位置はくれぐれもご注意ください。

失敗その② 熱い!

①と同じくアイロンが待ち針に当たっていたので、針の部分も熱くなっていたんです。
テープがくっついてすぐに不用意に待ち針を外そうとしたら

「あつっっ!!」

あやうく火傷するくらい熱くなっていました。
うっかりすると危ないのでみなさんも気をつけてくださいね。

説明書を見ると「プレス後はしっかり定着させるために、冷めるまで動かさないようにしましょう」と書いてありました。
待ち針も、しっかり冷めるまでそのままつけておけば危なくなかったんですよね。

あれだけ読んだつもりだったのに…焦ってはずそうとして失敗でした。

失敗その③ しわが!


表に返してから少し冷めた状態で見ると、けっこうしわになっていました。

粘着テープをつけるときに、きちんと生地が伸びてなかったんでしょうかね。
手でピッピッと伸ばしたつもりでも案外しわが残るものですね。

いや、そもそも最初にズボンにアイロンをかけてからお直しを始めるべきだったんですよね。
手抜きをするとこうなる、と反省。

今回は学生服なのでそれほど気にしませんが(息子ごめんね)、スーツを直すときにはもっと慎重にしわを伸ばすべきだと思いました。

まとめ

今回のお直しはいかがでしたか?
スーツや学生服にアイロンを当てるのは緊張しますが、やってみると意外と簡単でした。

自宅で30分でできますし、お直しに出す費用を考えるとお得ですよね。
ちなみに裾上げテープは100均で購入できますので、費用は100円!

節約派の皆様にはスーツにも応用のできるこの方法をおすすめします。

パンツのウェストのサイズ直しは太った?痩せた?メンズパンツのウェスト サイズ直しにチャレンジ!をご覧ください。

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