マクロビの基本食 きんぴらの作り方

健康と食事

寒くなるとほっこりおいしいご飯が
欲しくなりますね。

冷たい風に負けないように、
しっかり米を食べたい季節です。

いつも我が家で作るきんぴらは
米にもぴったりです。

マクロビオティックのきんぴらごぼう

和食の定番きんぴらごぼうですが、
今回ご紹介したいのは、私が
マクロビオティックの料理教室で
教えていただいた作り方です。

マクロビオティックでは
宇宙の法則に従って生きていくことを
とても大切に考えています。

太陽や月、地球という大きな中に
人間もあると考え、自然の流れに
逆らわないでいれば幸せな生活を
送ることになるという、ある種
哲学的な思想があります。

私は大人になってひどくなった
アトピーをよくしたいという一心で、
試行錯誤した時期がありました。

その中で出会ったのが食事を中心とした
マクロビオティックの考え方
縁あって教えていただくことができた
のが料理教室の先生でした。

きんぴらはマクロビオティックの
基本食の中でも、一番に上げられるくらい
大切なおかずです。

材料となるゴボウもニンジンもレンコンも
すべて根菜です。
根菜には固い土を押しのけて育つくらい
力があり、私たちのゆるんだ細胞を
引き締めるための力をくれます。

野菜の切り方から炒め方まで
家で教わった作り方とは少し違います。

例えば極々細く切ると、火が通りやすいので
消化に良く、体の不調を治す時の基本食になります。
太く切れば、塩気も薄くして普段の
おかずとして食べます。

マクロビオティックでは食事が体を作る
基本となるので、野菜の力、穀物の力を
最大限に引き出せるように作ることを
とても大切にしています。

食物繊維の多いきんぴらの力を最大限に
引き出すには、細く切ってしっかり
火を通すことで消化吸収をよくしているのです。

今回のレシピではレンコンを入れていません。
レンコンの出回る時期ではなかったので、
ゴボウとニンジンだけで作っています。
おいしいレンコンが見つかったら
ぜひ入れてくださいね。

きんぴらごぼうの材料

ゴボウ+ニンジン合わせて200g
ごま油   大1
醤油    大2+1/2
しょうが汁 5g

作り方

1、ゴボウとニンジンはよく洗う
この時たわしやスポンジなどで、
ゴボウの横ジワに入った泥をよく落とす

2、ゴボウとニンジンの傷んだ部分だけ
をそぎ落とし、皮つきのまま細い千切りにする

<切る時のポイント>
野菜は陰と陽の力がまんべんなく
入るように、斜めに切る。

できるだけ薄く斜め輪切りにし、
ずらして並べる。
右利きの方は右側から、
左利きの方は左側から、細く細く千切りにする。

切ったゴボウは水にさらさない
ニンジンも同じように細い千切りにする。

3、鍋にごま油を入れ、中火でゴボウを炒める
ずごま油をしっかりと熱くしてからゴボウを入れること
入れた時の「ジュワ~」という音が目安

4、ゴボウのアクが飛んで白っぽくなり
半透明になった頃合いで鍋の脇に寄せる
空いた部分にニンジンを入れて
上からゴボウをかぶせる
こうすることでニンジンにも鍋底の火が直接伝わる

5、ゴボウとニンジンをざっくりと炒め合わせる

6、野菜の八分目まで水を入れてフタをし、強火にかける
水が沸騰したら弱火にして、水が1/3になるまで煮る

7、醤油を鍋はだから回しいれる
醤油を入れるときには、基本的に
野菜に直接かからない位置から入れること

8、フタをしたまま煮続け、煮汁がほとんどなくなったら天地返しをする
天地返しとは、野菜の上下を入れ替えること

9、味見をして味が薄いようなら
醤油の残りを入れる
ちょうどいいと思えば、残りの醤油は入れない
醤油を入れるときは、鍋を一度傾けて
底に醤油を入れ、醤油に直接火を当てる
醤油がふつふつと沸いてから
鍋をもとに戻し、野菜と絡めると照りが出る

10、ほとんど煮汁がなくなったら
しょうが汁をまんべんなく振り入れる
はい、完成です(`・ω・´)b

基本食の献立

きんぴらできました~♬

このきんぴらはしょっぱいです
その塩気が体をピリッと引き締めてくれ、
ごはんがおいしく食べられます。

マクロビを始めたころはかなり時間が
かかりましたが、最近は慣れてきたので
煮ている時間を有効に使えるようになりました。

きんぴらにレンコンを加える場合には
レンコンは薄いいちょう切りにしてください。
炒める順番は、ゴボウ→レンコン→ニンジンとなります。

野菜を炒める順番も陰陽が関係して
いますが、いちいち深くは考えないで
順番として覚えてしまっています。

マクロビの料理本には必ずと言って
いいほど陰陽表がついていますので
一つ台所に貼っておくと便利でした。

マクロビオティックは「堅苦しい」とか
「決まりごとが多い」と言われますよね。

始めは私も思っていました。
こうしなくてはいけないとガチガチに
考えて、かなりストイックに菜食していた
時期もありました。

でも心のストレスを抱えたまま食事を
するのが何より体に悪いと気づいたので
今は自由に食べては風邪をひいたりしています(^^;)

でも砂糖が多すぎると耳にきたりして
症状がひどくなる前に気づくことができます。

じゃあ今日は控えておこうとか、
早めに運動して体に残らないようにしよう
などアトピーの症状が出ないように
対応できるので、普段の生活に困らなくなりました。

結局は自分の体の状態にいち早く気づく
ことが一番大切だと思います。
気づいてマクロビの基本食に戻る
ことができれば、それほどひどくならず
に済むのかなあと感じています。

もちろんあまりにも好き勝手に食べて
いれば、いずれしっぺ返しを食うことも
あるのかもしれません。

でも一度できるところまでやってみた
経験があるので、この程度は大丈夫
という境目もわかったような気がします。

やりすぎて貧血で動けなくなったことも
あったりして(--;)
マクロビの食べ方を盲信して、体の声を
聞かないとこんな失敗をするんだぞ、と。

とりあえず、人として自然な物を中心に
食事をしていれば、自然の摂理の中で
健康になるのではないかと感じています

ということで、今日も基本のきんぴらと
みそ汁でおいしくごはんをいただきます!
(^▽^)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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