私は40歳から英語の勉強を再開し、50歳までにTOEIC900点超えを目指してきました。
いよいよ今年50の大台を迎えましたが、現在のスコアは890が最高得点で目標には一歩及ばず。しかもスピーキングはといえばペラペラ話す目標にはほど遠い…
このブログではTOEIC900点越えを目指すアラフィフの四苦八苦の様子と毎日の勉強実績、また役に立った英語学習法などなど英語にまつわるあれこれをご紹介しています。
今回はTOEIC本番前3週間の勉強法をご紹介します。
試験前の効率的な勉強法とは
受験者の中にはTOEICを始めて受験する方、TOEICに向けて以前から勉強を進めている方、あるいは申し込んだもののあまりやる気の出ない方など様々な方がいらっしゃることと思います。
試験当日まであと3週間と迫っている時に何をするべきか悩んでいませんか?
今回は試験3週間前から実際に取り組んでいる方法を3つご紹介します。
すべての人が同じレベルで受験するわけではないので全く同じとはいかないかもしれませんが、実際に私が行って効果があったと感じる方法をご紹介していきますので、できることから取り組んでみてくださいね。
1、単語・熟語
普段はどのように単語・熟語を覚えていますか?単語帳を使っている方が多いでしょうか。
TOEIC試験3週間前からは今まで覚えいる単語を瞬時に言い換えられるように意識しています。
2時間で200問に答えなければいけないTOEIC試験では時間が足りないという声が多くあります。
特にリーディング問題は75分間で100問ありますから、一問に1分かけられないというプレッシャーがあります。
当然、単語や熟語の意味をじっくり思い出している暇はありません。
厳しいようですが、ここまで頑張って覚えてきた単熟語でも「えーっと…」とつかえてしまうようでは全く意味がないのです。
そこで3週間前からはスピード重視で「単熟語速攻リピート」を行います。
単熟語速攻リピート:初日の手順
- 英単語を見る
- できるだけ早く日本語に言い換える(あるいは別の英単語に言い換える)
- 意味を思い出せない英単語に〇をつける
- 100単語行う
- 〇のついた単語を覚える
- 一日に数回繰り返す。この時意味を即座に言えた英単語の〇は●に塗る。
単熟語速攻リピート:翌日以降の手順
- 前日の100単語のうち〇のついた単語だけ①~③をできるだけ早く繰り返す
- 次の100単語で1~6を行う
3日目以降も同じことの繰り返しです。印のついた単語がなくなるまで繰り返すことで試験時間内に使える単語になります。
できるだけ速くというのは理想では「見た瞬間に意味が分かる」ということです。
中には英英辞典を使って意味を覚える方もいると思いますので、その場合は別の英単語に言い換えればいいでしょう。
2、リスニング
リスニング対策は大きく分けて二つあります。
英語を長時間聞くことに慣れる
TOEIC試験では約45分間リスニングを続けなくてはならないので、正直なところ後半は集中力が途切れて問題を理解できなくなることがあります。
それどころか途中で試験を投げ出したい欲求にかられたことも多々あります。
これを防ぐには英語を聞き続けることに慣れると同時に、英語への耐久性を強くすることが一番です。
TOEIC本番3週間前からは毎日のリスニング時間を徐々に増やしていきます。
「聞き流し」「ながらリスニング」ではありません。きちんと集中してリスニングする時間を増やすことが肝心です。
また、この時の教材は好きなものを選ぶことにしています。
TOEIC過去問題を選ぶことが多いですが、たまには映画を字幕なしでひたすら聞く(観る)こともあります。
ポイントとしては「意味が完全にわからなくても気にしない」ということです。
わからない単語や文章があったとしても次から次へと流れる英語に集中することが目的です。
こうすることで英語への耐久性がつくと同時に、たとえ意味が分からなくても戸惑うことなく次の問題へ進めるメンタルをつかむことができます。
シャドーイングを行う
細かい部分を聞き逃さないようにするためにシャドーイングを行います。
この時は必ずTOEIC試験の過去問を使用します。様々な国の発音や問題傾向も一緒につかむことができるからです。
シャドーイングの手順
- 英語音声を5~6回聞く
- 聞こえたとおりに繰り返す
- スクリプトを見てあっているか確認する
- 意味を確認する
- なめらかに言えるまで繰り返す
2.で「聞こえたとおりに」とありますが、TOEIC試験では様々な国の発音を採用しているので、特徴的な発音に出会うことがあります。
例えば花瓶”vase”はイギリス英語では「ヴァース」となります。学校英語では「ヴェイス」と習うので知らないと意味が分かりませんよね。
こうした音もそのまま真似して口になじませておきます。
慣れていない方はまずはPart1のような短い問題から始めてみてください。
3、長文
長文対策は単語と同じくスピード重視です。
すでに一度以上取り組んだことのある過去問を使って読むスピードを上げる練習をしていきます。
手順はこちらです。
長文対策初日
- part7の問題を1つ選び問題文を黙読する
- 意味のわからない部分は答えを見て理解しておく
- 時間を計りながら問題文を音読する
- すべて読み終わるまでにかかった時間をメモしておく
- 3問ほど音読したら最初の問題に戻り、再度音読する。この時初めよりも時間が短くなるように速く読む
- 3~5を繰り返す
長文対策2日目以降
- 前日取り組んだ長文の3~5を行い、時間が短くなっているか確認する。なっていなければ再度繰り返す
- 新しく3問ほど初日の1~6を繰り返す
長文対策では読むスピードを上げるための練習なので発音は一切気にしません。
英文でも日本文でも読む速度を上げるためには多くの文章を繰り返し読むことが大切と考えています。
しかし黙読ではどのくらい速くなったのか今ひとつわかりにくく、さらに言えば黙って読むだけでは眠たくなってしまうという問題があります。
そこで無理やりでもスピードを上げるために音読をしています。
過去問のリーディングパートにも音声がついている場合にはこれを活用してもいいですが、発音を気にしてスピードが落ちるくらいならやめたほうがいいと思います。
TOEIC本番3週間前の勉強法
今回はTOEIC本番3週間前の効率的な勉強法についてご紹介しました。
実際に私が行っている方法ですが、正直誰にでも効果があるかどうかはわかりませんし、退屈な方法だと感じる方もいると思います。
私自身は、退屈でも繰り返すことが実績を作ると感じているので今のところはこの方法で定着しています。
色々な方法を試してみて、少しでも自分に合うと感じることがあればぜひ取り入れてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ランキングに参加していますので、よろしければポチッとクリックしていただくと、とても嬉しいです^^
にほんブログ村
コメント