【朝ドラ】ここまでの名場面はこれだ~!個人的一押し場面をまとめました

毎日何かしらドラマを見ているドラマ大好き主婦なので、その中で活躍している俳優さんは気になってしまいます。

今放送しているドラマの中から気になることについて、最近好きな、または個人的に注目している俳優さんについて色々と書きたいと思います。

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

今回は「カムカムエブリバディ」の名シーンを振り返りたいと思います。

カムカムエブリバディ

放送中の朝ドラ「カムカムエブリバディ」は岡山を舞台として3人の女性の生涯を描く物語です。

一人目は上白石萌音さん演じる橘(雉真)安子。岡山の和菓子屋に生まれ、のちに結婚する雉真稔を通してラジオ英語に出会います。

とても展開が早く見どころがたくさんあるドラマですが、今回は今までの名場面を振り返りたいと思います。

勇ちゃんの夏祭り

雉真勇(村上虹郎さん)は安子の幼馴染で野球少年。中学野球で主将を務めるほど打ち込んでいます。

小さいころから安子のことをあんこと呼んでからかいますが、実は安子を好いているのです。

同じく幼馴染で近所の豆腐店の娘でもある水田きぬえ(小野花梨さん)は勇の恋心に気づいていますが安子はさっぱり。

そんなころ大阪で勉強している勇の兄、稔と偶然出会ってしまった安子は急速に稔との距離を縮めていきます。

野球の練習中に自転車の練習をしている二人を見かけてしまった勇は稔との仲を邪魔しようと画策。

そして安子と稔が一緒に出掛けた夏祭りの夜にとうとう勇は安子に向かって「あんころ屋の娘なんか釣り合うもんか」と言ってしまうのです。

ああ…気持ちはわかるぞ…!

期待通り2人は会わなくなりますが、後日勇は安子が店番をするたちばなへ来て、稔がこれから汽車へ乗って大阪へ帰ることを告げます。

一度はあきらめかけた安子ですが、しかし、稔と練習した自転車に乗って駅へ向かいました。そしてこれからも手紙を書くと伝えることができたのです。

本当ならこの後の「May I write a letter to you?」が名場面なのでしょうが、個人的には勇ちゃんが意地悪をしてしまう夏祭りを推したいと思います!

勇ちゃんは小さなころから安子が好きで、友達を引き連れてたちばなへ行きお菓子をおごる姿を見せたり、野球で活躍することを約束したりと安子を振り向かせるための努力をしてきたのです。

それなのに知的な兄に横取りされてしまったら、そりゃあ意地悪なこともしたくなりますよ(´;ω;`)

もちろんやってはいけないことではありますが、結局安子のことを思って身を引く決心をしたんでしょうね。男らしい!

稔と安子が結婚した後、勇ちゃんが「あんこ」ではなく「お姉さん」とさわやかに呼んだ時には勇ちゃんの男気に泣けてきましたよ。

岡山へ戻った安子を追いかけた稔

戦争の声が聞こえ始めるころ、稔と文通を続ける安子に縁談が持ち上がります。

たちばなの長男である算太はダンス修行に出たまま行方をくらまし、家を継ぐのは安子しかいないのです。

思い余った安子は大阪の稔の元へ向かいます。下宿先で稔と会い楽しいひと時を過ごした安子は縁談のことを稔に打ち明けることなく岡山へ帰ることに。

稔との別れを心に決めて涙を流す安子ですが、岡山駅に着いたとき目の前に稔の姿があったのです。

ここはまさに名場面で、演出が素晴らしい!と感動してしまいました。

普段は冒頭で流れるはずの主題歌がなく、最終回か?と思わせつつ話は進んでいきます。

稔と別れた安子が汽車の中で一人涙を流すバックに流れるのが「アルデバラン」。優しい旋律が安子をなぐさめているようです。

ふと時計を見ると8:13。終わるには少し早い…明日への布石に何かあるはずだと思わせた瞬間にみのる登場!!

驚く安子!そして私たち!!

どこにいたの~!?という華丸大吉さんと同じ気持ちでしたよね( ´∀` )

翌日の放送で稔が急行に飛び乗ったというセリフがあったので、安子の乗った鈍行より早く岡山に着いてホームで待っていたのかなあと想像しましたが、あの日は一日ドキドキしましたね~

金太さんの最後

空襲で妻も母も店も失った橘金太(甲本雅裕さん)は食事もとれないほど気落ちしていたが、安子のおかげでたちばなを立て直そうと決心する事が出来ました。

たちばなの跡地に小屋を建て、あんこを煮ておはぎをこしらえ売ることにしたのです。初めて父とおはぎを作る安子も久しぶりに幸せを感じることができました。

その夜、小屋に残った金太の元に出征した算太が帰ってきます。

たちばなを潰してしまったと話す金太。そして算太をずっと待っていたと話す金太。

しかし翌朝安子の元へ届いたのは金太が小屋で冷たくなっているという報せでした。

はあ~本当に…この上なく切なく、この上なくいい場面でした…

雉真家を飛び出してたちばなの焼け跡をはい回る金太さんの姿や、「あねえまじいおはぎを供えたら小しずらがかわいそうじゃ」という金太さんの笑顔も捨てがたいのですが、やはり一番は最後の時。

金太と算太の幸せなシーンの後にナレーションで金太が亡くなっているとわかった時のショックと言ったらありませんでしたよ!あさイチの鈴木アナだって泣きますよ!

華丸大吉さんが慌てて進行していましたね~( ´∀` )

しかしただショックなだけではなく、算太に「まっちょったんじゃ」と言う金太さんの笑顔を思い返すと、最後は幸せに眠ってくれたんだなあとホッとする気持ちと、せっかくこれからなのにという悔しい気持ちが交錯しました。

テンポが速い展開なのにも関わらず、しっかりと余韻を残してくれる演出が見事です。

美都里さんの抱擁

クリスマスの日、思いがけず安子の元へ帰ってきたのは出征したまま行方のわからなかった兄の算太でした。

たちばなが無くなったこと、両親と祖父母のこと、自分の結婚出産のことなどを話した安子は雉真家の人々にも算太を紹介しました。

しかし算太は安子の結婚を玉の輿のようにからかい、女中の雪衣(岡田結実さん)の手を握るなど無礼なふるまいをします。

安子にたしなめられて算太は席を立ちますが、そこへ美都里(YOUさん)が待っていました。

算太を抱きしめた美都里は生きているだけで十分なのだと算太に優しく語りかけるのです。

YOUさんが!美都里さんが!

やってくれた~~~(´;ω;`)ウッ…

稔と安子の結婚に反対し、稔が死んだのは安子のせいだと鬼のように怒っていたあの美都里さんが。

「生きていてくれるだけでいいんよ…」

あの美都里さんだからこそかけられる言葉だったのでしょうね…

得意のダンスも無事帰ってきた姿も見てもらうことなく両親を亡くしてしまい、自暴自棄になってのふるまいであったことを美都里さんは見抜いていたのでしょう。

優しく抱きしめられて「だいじょうぶじゃ」と言ってもらうことで算太さんの気持ちもほどけていき、たちばなを立て直そうと前向きになることが出来ました。

まあYOUさんの声で耳元でささやかれたらドキッとしますよね( ´∀` )

その後一年ほどたって美都里さんも天へと召されますが、勇の野球を見ながらとても晴れやかな表情でのナレーションで救いがありましたね~

名場面が満載!

さて他にも盛りだくさんで書ききれない名場面があふれているのですが、個人的に「う~ん」とうなった名場面は以上です。

よく見ると雉真家関連が多いかなと思いますが、皆さんいかがでしょうか。

この後安子の娘るい、その子ひなたへと物語は受け継がれます。

大正時代から昭和へと描くことはありましたが、さらに平成、令和へと描く物語は朝ドラ史上初めてです。

ますます期待が膨らんで目が離せませんね◎

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